★タンゴバイラリン
11月18日・東京5レース 2歳新馬 芝2000m
6番人気の低評価であったが3着に好走し、今後に期待できる走りを見せた。スタートで後手を踏み外の馬と接触した事で後方追走となってしまう。超スローペースの流れとなり後方の馬群で常に外から被される厳しい戦いとなったが、直線は外に持ち出されると素晴らしい伸び脚を見せている。ラスト3Fが11.4-10.8-11.3秒と速く、4コーナー2・3番手で直線を向かえた1・2着馬に対し、上り最速で後方11番手から3着まで追い上げたパフォーマンスは互角以上の評価ができる。ゴール前200mの脚は上位2頭を上回っており、11秒フラット程度の脚を使っていると思われ、スタートでの不利と展開面での敗戦で、スムーズに走れていれば際どい勝負になっていたと想像できる。イスラボニータ産駒と地味な血統てはあるが、跳びが大きく雄大な馬体から上積みが見込め、揉まれるレースをした経験は今後に繋がり、次走で未勝利脱出が可能な馬として今後の走りに注目したい。
★ミカエルパシャ
11月18日・東京11レース 東スポ杯2歳ステークス(GⅡ)2歳オープン 芝1800m
クラシックの登竜門となるレースに今年も素質馬が揃い、10頭立て中9頭が社台グループの馬で、唯一の非社台系のこの馬には厳しい戦いとなったが差のない5着と高いポテンシャルを見せた。折り合い難のある馬が多く、テリオスルルが淀みない流れを作り有力馬の折り合いを助ける社台グループ作戦を取った。前走のデビュー戦で超スローペースの経験しかないミカエルパシャはスタートでやや後手を踏み中団で揉まれる道中となった。直線は追い出されると内にモタれ追い辛いシーンがあり、残り200mから併せ馬で追い上げを開始したが、ゴール前で前に馬が居て目一杯追えない走りとなる。包囲網が取られる厳しい戦いで、直線もスムーズでなかったが勝ち馬と0.5秒差、2着馬とは0.2秒差なら好走したと言える。3カ月ぶりの実戦で+22キロと成長を見せ、初の関東遠征でも差のないレースが出来た点は評価でき、次走以降の重賞で上位争いも可能な馬として人気薄での一発に期待したい。
★ダノンマッキンリー
11月19日・京都9レース 秋明菊賞 2歳1勝クラス 芝1400m
購買価格2億円超えの高馬が断然人気に応える素晴らしい走りを見せデビュー2連勝を飾った。デビュー戦は2番手追走から抜け出しての快勝であったが、今回はスタートで後手を踏み後方からのレースとなってしまう。少頭数で馬群に包まれなかったのは幸いしたが、道中はやや頭が高く前進気勢の強さを見せる追走となっていた。しかし4コーナーで大外に進路を取り、川田騎手のゴーサインが出されると一気に加速して前団を飲み込み突き抜け、初戦とは全く異なる走りで連勝を飾り素質の高さを十分に見せ付けた。デビューから1400m戦を続けて使われ、前傾ラップのレースでも気の良さを見せる道中から、現状では距離延長に不安を残しているが、母系から中距離戦でも活躍できる下地があり、成長次第ではクラシックも視野に入るだろう。今後の重賞路線では距離延長戦となり道中の落ち着きが課題となるが、互角以上のポテンシャルは持っておりこの馬の対応力に注目したい。
★エルトンバローズ
11月19日・京都11レース マイルチャンピオンシップ(GⅠ) 3歳以上オープン 芝1600m
人気通りの4着ではあったが、想像を超える成長力で強豪古馬と接戦を演じた走りを評価したい。前走の毎日王冠は斤量や展開、有力馬の直線での不利が大きく4連勝を飾った印象であったが、今回の走りは前走がフロックではない事を証明している。スタートから素晴らしい追走力で手応え十分な道中であったが、結果を残していた近走よりもやや後方のポジショニングとなり、3コーナーからは大外を回らされる厳しい戦いとなった。後半4Fが全て加速ラップとなり直線まで内で我慢させた上位3頭とは異なり、大外を早仕掛けしたこの馬には大きなロスとなっていた。それでも直線はしぶとく伸びて0.2秒差なら評価できる内容である。古馬とは斤量1キロしか恩恵がなく、GⅠ好走馬が多い強豪相手にこの走りが出来れば今後の見通しは明るいものとなったと言える。前走は+6キロで今回も+8キロと馬体の成長も著しく、今後のマイル路線で主役を張れる1頭になりそうで、来春の安田記念でも狙ってみたい馬である。今後の走りに大きく注目していきたい。
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