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こんにちは、競馬リポート管理人の田中です。
6月も終盤に入り、夏競馬の空気が一気に濃くなってきました。
サッカーの世界大会が熱を帯びる中、競馬でも函館を舞台に熱い一戦が待っています。
今回の函館記念で注目したいのは、条件戦から一気に駆け上がってきた上がり馬。
その名はイガッチです。
イガッチは父リアルスティール、母クリーミーボイス、母父キングカメハメハという血統背景を持つ一頭です。
父リアルスティールはディープインパクト系らしい切れ味と、海外GⅠを制した持続力を併せ持った名馬。
そこに母父キングカメハメハのパワーと機動力が加わることで、単なる瞬発力勝負だけではなく、コーナーで脚を使いながら長く伸びる競馬にも対応できる下地があります。
函館の芝2000mは直線だけの切れ味よりも、道中の立ち回りと洋芝をこなすパワーが問われる舞台。
この血統構成なら、条件替わりで評価を下げるよりも、むしろ小回り重賞で面白さが増す存在と見ています。
イガッチの魅力は、何と言っても近走の充実ぶりです。
昨年11月以降は4戦して3勝。
福島で1勝クラスを勝ち上がると、中山の霞ヶ浦特別で2勝クラスも突破。
今年1月の壇之浦ステークスでは5着に敗れましたが、続くセンテニアル・パークSでは好位から抜け出して勝利。
しかもこの一戦はコースレコードでの勝利と内容も濃く、単に展開が向いただけの勝ち上がりではありません。
重賞実績馬と比べると格の面ではまだ挑戦者の立場ですが、勢いと成長力という点ではメンバー内でも見劣りしない存在です。
函館記念で評価したいポイントは、すでに函館芝で勝利経験があることです。
2024年夏の函館芝1800mで初勝利を挙げており、洋芝への適性は確認済み。
今回の舞台は芝2000mへ距離が延びますが、京都のエリカ賞で芝2000mを経験して3着に入っている点は軽視できません。
また、近走の勝ち方を見ると、極端に後方から脚を使うタイプではなく、好位で流れに乗って勝負どころから動ける器用さがあります。
函館記念は小回りコースらしく、位置取りと仕掛けのタイミングが結果に直結しやすい一戦。
この馬の立ち回り性能は、初重賞でも大きな武器になるはずです。
イガッチが勝ち切るためのポイントは、前半から無理に位置を取りに行きすぎないことです。
好位の内目、または中団前めでリズム良く運び、3コーナーから4コーナーでロスなく進出できれば理想的。
瞬間的な切れ味勝負に持ち込むよりも、早めにエンジンをかけて持続力を生かす形が合っています。
実績馬が人気を集める中で、イガッチはまだ重賞で底を見せていない存在。
近走の勢い、洋芝経験、そして好位で運べる器用さを考えれば、ここで一気に重賞タイトルへ手が届いても驚けません。
函館記念の注目の1頭は、イガッチです。

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