★ココナッツブラウン
10月12日・京都10レース 大原ステークス 3歳以上3勝クラス 芝1800m
長期休養明けの実戦も好メンバー相手に3着と好走した。京都1800mコースの3勝クラスにオープンでも活躍が見込めそうな精鋭が揃っていた。前走の難波Sを出走取消し7カ月の休養明けとなった一戦で、+36キロの馬体ながら好内容で3着し素質馬が本格化の気配を見せている。確固たる逃げ馬不在でスロー必至のメンバー構成であったが、13番枠からスタートで出負けし後方2番手の追走となってしまう。各馬出方を伺いながらの先陣争いで平均ペースには流れたが、前・内有利の馬場バイアスで結果的に4コーナー1・2番手の馬がワンツーとなる行った行ったの決着となる。ココナッツブラウンは後方で折り合いに専念して直線勝負に徹し、4コーナーで馬群に包まれ進路を探しながら直線に向き、馬群に突っ込んで末脚を伸ばして唯一上り33秒台をマーク。残り200mからのキレは見せ場十分であった。これでキャリア7戦で3勝3着内6回とし、唯一馬券内を外したローズSも-14キロと馬体が寂しくなりながら5着で、GⅠ級の1・2着馬相手に善戦していた素質馬である。今回はまだ馬なり中心の調整ながら時計が出るようになっており、馬体増込みで成長を感じさせている。先送りとなったオープン昇格は次走で決めてくれそうで、まだまだ上を目指せる逸材と確信させられた復帰戦であった。
★ボンドガール
10月13日・京都11レース 秋華賞(GⅠ) 3歳牝馬オープン 芝2000m
デビュー戦でチェルヴィニアを破った評判馬が、距離の不安を克服する素晴らしい末脚で2着に好走した。秘める素質は世代トップクラスと誰もが認める逸材であるが、今回は不安要素が多数あったのは確かである。1900m以上の距離で重賞勝利のないダイワメジャー産駒、初の関西遠征に加え最終追い切りで終い一杯に追われながら13.9秒を要していた体調不安説もあった。前走の紫苑Sでは素晴らしい末脚で好走していたが、不安要素の多いGⅠの舞台では厳しい評価が妥当であった。今回も後方でじっくりと脚を溜め直線勝負に徹し、4コーナーは大外を回したが豪脚を発揮し2着まで追い上げている。勝利したチェルヴィニアは馬群の真ん中から突き抜けたが、他の上位馬は内を立ち回った馬達で唯一外から伸びてきている。上り34.1秒は最速ながらチェルヴィニアとは0.1秒差しかないが、大外を回っていた事を考慮すると直線の脚は大きな評価ができる。これでキャリア7戦して1勝止まりではあるが、直線で大きな不利があったNHKマイル以外は好走を続けており、GⅠ級のポテンシャルは確かな実績を残している。今後マイル路線に絞って参戦すれば重賞制覇は時間の問題でGⅠでも活躍が見込める。多くの不安材料を豪脚で跳ね返した素質馬の今後には大注目である。
★シンティレーション
10月14日・東京11レース 府中牝馬ステークス(GⅡ) 3歳以上牝馬オープン 芝1800m
オープン昇格初戦の強敵相手で10番人気の低評価であったが、好内容の3着に好走し今後に期待を抱かせる走りを見せた。3歳時のフラワーCでは後の秋華賞馬スタニングローズ相手に1番人気に推されていた馬で、若駒時代から高評価を得ていた。しかし時計勝負に弱点を抱えクラシック路線は歩めず、好走はするものの勝ち味の遅さが災いし2勝クラス卒業まで5戦を要し、前走の新潟日報賞で3戦目となる3勝クラスを勝利して漸くオープンに昇格していた。前走は今までにないキレ味を発揮し新潟コースではあるが上り33.3秒をマークして、1800m戦で1分44秒台と時計勝負にも対応していた。今回はGⅠ好走馬が揃う一気の相手強化であったが、後方から上がり32.8秒の最速タイをマークし、マスクトディーヴァやフィアスプライドに先着している。実績馬は始動戦ではあったが古馬牝馬の強力布陣に割って入ったレース振りは高く評価して良い。5歳秋を迎えているが、馬体重も増加傾向にあり追い切りでも楽に好時計をマークするなど充実期に入っている印象だ。時計のかかる洋芝や小回りの中山コースでも好走し、舞台設定を問わず上位争いを続ける安定感も持っていて、舞台が向いただけの激走ではないのは確かである。人気薄の好走もフロック視する内容ではなく、今後の重賞路線で引き続き上位争いに期待できそうだ。
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