★ヤンキーバローズ
11月2日・東京11レース 京王杯2歳ステークス(GⅡ) 2歳オープン 芝1400m
厳しいレースを強いられたが、鋭い決め手を発揮して3着に好走した。函館のデビュー戦を先行抜け出しで勝利し、前走の函館2歳Sでは後方に置かれ大外を回るロスがありながら0.3秒差の4着まで追い上げポテンシャルの高さを感じさせていた。今回は3カ月ぶりの実戦+関東初遠征で滞在競馬の経験しかなく初の輸送競馬も不安材料となっていた。スタートは五分に出たが前半からのハイラップで後方の位置取りとなり、道中も馬群に包まれ通しで直線に向いても他馬に囲まれてスパートタイミングを失っていた。残り200mでも進路が確保できず先団との差は縮まらず圏外という雰囲気であったが、馬群を割って末脚を伸ばし0.3秒差の3着まで追い上げている。外伸び馬場で進路を内に取らざるを得ずラストは前を行く2頭を交わせなかったが、不安材料を全く感じさせないレース振りで好パフォーマンスを見せている。ややエンジンの掛かりが遅い点は課題だが、脚力は相当で距離が延びて良さそうなタイプである。賞金加算には至らなかったが輸送や馬群を経験し好走できたのは収穫である。中間の乗り込みは十分であったが強い負荷は不足気味であった事からも次走での上積みも十分見込め、1勝クラスでは当然確勝級で重賞でも再度の好パフーマンスに期待できそうだ。
★ガンバルマン
11月3日・東京3レース 2歳未勝利 芝2000m
9頭立ての未勝利戦であったが2000mの距離に好素材が揃い、レベルの高い一戦で4番人気に甘んじていたが、高いポテンシャルを感じさせる走りでクビ差の2着に好走した。函館のデビュー戦は11頭立ての9番人気と評価が低く5着に敗れ、次走はレース前の放馬で疲労が著しく競争除外となっていた。仕切り直しの前走は札幌コースで後方から追い上げ上り2位の脚で0.4秒差の6着に善戦。今回は3カ月ぶりの実戦ながらその不器用な走りから東京コースでの変わり身に期待していた。大外枠からスタート後に外に寄れて後方の位置取りとなり、緩い流れの道中は行きたがる面を見せ鞍上が抑えるとスピードに乗らず再度促すようなチグハグな追走となる。4コーナー手前で外から進出した馬に被され直線に向いた所で馬群に包まれてしまう。スローの上り勝負で先行していた3頭での決着が濃厚という雰囲気のあった残り200mから馬群を捌いて上位に接近し、ゴール前で馬の間を割ってグイグイと勝ち馬に迫っていた。ラスト3Fが11.5-11.3-11.7秒と速いなか馬群を捌きながら上り最速をマークしたのは評価できる。気性的に不安定な部分は残っているが、不器用な走りから東京コースで一変し好パフォーマンスを披露している。ソエが完治した様子で追い切りでも好時計を連発しており、まだまだ上昇に期待できそうだ。フィエールマン産駒や厩舎を含めてブランド力は全くないが、人気面で妙味があるのは確かで次走での未勝利脱出に期待して大きく狙ってみたい馬である。
★マイネルメモリー
11月3日・東京11レース アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 3歳以上オープン 芝2500m
推奨本命馬に指名し8番人気での5着と馬券内まで今一歩の惜敗であったが、多くの課題を克服し重賞でも通用するポテンシャルを見せていた。キャリアを重ねながら徐々に頭角を現し3走前の2勝クラスからの連勝でオープンに昇格。前走のオープン戦は5着ながら上り最速で、近4走続けて上り最速をマークして本格化気配を示していた。今回は初の関東遠征での初コース、勝利経験のない左回りや経験の少ない距離での乗り替わりと課題を抱えての一戦であった。スタート後に多少行きたがる面を見せたが、以前のような折り合い不安は解消された道中でじっくり脚を溜められていた。後方集団からラップの落ちた勝負所で上昇し、抜群の手応えで直線に向いたが前に壁ができていて進路の確保に苦労していた。内に進路を替えスパートすると一旦は先頭に並びかける脚を見せたが、後方待機で外から脚を伸ばした各馬に劣って5着に惜敗。馬群を割るためにスパートが早くなってラスト決め手を欠いた印象だが、馬場バイアス的に内を走らされたのも影響していた。以前は折り合い難からベストより短めの距離を使われていたが、近走は中距離に伸ばして好結果を続けており距離への対応力も身に付けている。実質的な重賞初挑戦で不安材料を払拭する見せ場十分の走りを披露し、収穫の多い一戦となって今後の飛躍に期待できそうだ。舞台を問わない末脚は魅力で次走以降も注目を続けていきたい1頭である。
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