★サンライズアース
2月24日・阪神9レース すみれステークス(L) 3歳オープン 芝2200m
10頭立ての少頭数ではあったが、クラシックにも繋がるレースに素質馬が揃いハイレベルの一戦となった。7番人気の低評価であったが好内容でデビュー2連勝を飾ったこの馬をクラシック候補として取り上げたい。デビュー戦を逃げて快勝後に挑戦したGⅠ・ホープフルSは左前挫跖で不運の取り消しとなり、今回は仕切り直しの一戦で人気を落としていた。スタートで後手を踏み両サイドから挟まれる形で後方に下げ、初戦で見せた先手を奪うレースは出来なかったが、向こう正面に入ると一気に上昇し3コーナーでは先頭に立つ強引なレース運びとなる。しかし直線に入っても後続の追い上げを許さず1馬身半差で勝利した。上位人気推され逃げていたミカエルパシャを楽に競り落とし、先行馬が総崩れとなるなかで押し切った内容は評価できる。デビュー戦は逃げてラスト5Fを12.6-12.1-11.8-11.7-11.7秒と一度もラップを落とさずに押し切り、今回は強引なレース運びながら12.0-11.5-11.2-11.8-12.0秒と加速しながら後続に脚を使わせ、多少ラップを落としたが完勝と言える内容であった。まだ幼さを残してはいるが、2戦続けて高パフォーマンスを披露し、持続力戦の体力勝負になりやすい皐月賞で面白い存在になりそうだ。
★マイネルクリソーラ
2月25日・中山11レース 中山記念(GⅡ) 4歳以上オープン 芝1800m
13番人気の低評価ながら今回も大崩れせず5着に善戦した。デビューから21戦を消化し5着以内を外したのは6着の1回と馬主孝行の馬である。今回は前走に続き中山コースのコーナー4つでは不利な外枠で、唯一6着に敗れた時と同様の重馬場と不安要素は多かった。前走の中山金杯ではスタートから押して好位を確保し3着に好走したが、今回はゲートで落ち着きがなく出遅れ、1コーナーでは14番手と苦しい位置取りになってしまった。4コーナーでも後方のままであったが、前を走るソールオリエンスとともに大外から脚を伸ばし、ゴール前の勢いは1番目立っていた。仕掛けのタイミングが遅く厳しいレースとなったが今回も掲示板を確保し、上位勢と遜色ない走りを見せている。調子の変動がなくどんな条件でも力を発揮するのは強みで、晩成タイプの配合からもまだまだ成長余地を残している。操縦性が高く自在な脚質は武器で上級重賞でも十分通用する。今後は定年により解散する中野栄厩舎から転厩することとなるが、扱いの難しいタイプではなく転厩がマイナスにならなければ重賞制覇に期待できる。
★サンライズロナウド
2月25日・阪神11レース 阪急杯(GⅢ) 4歳以上オープン 芝1400m
9番人気の低評価であったが、好内容のレースぶりで微差の3着に好走した。ハービンジャー産駒で基本的には中距離向きの血統であるが、折り合いが非常に難しく徐々に距離を短縮し近走は好走を続けている。前走のシルクロードSで初の1200m戦に参戦し、馬場の悪い内を走りながら4着と重賞でも通用する脚を見せ、今回は距離延長戦で折り合いに不安を持っていたが、2番枠を利して馬群で我慢させ直線も内から馬群を割って先行していた2頭を猛追した。結果的に力上位の先行馬が1・2着となったが、後方から上がり最速をマークして唯一上位争いに加わった内容は見所十分であった。気性の難しさから中間の追い切りは軽めの運動だけで厩舎を悩ませているが、今回はこの馬を良く知る横山典騎手から古川吉騎手へのチェンジでも好走できたのは大きい。過去には長岡Sで逃げて直線中団馬群まで下がりながら、エンジン再始動で豪脚を発揮し3着した経験もあり、高いポテンシャルを如何にレースで出すかが最大のポイントである。以前にも次回狙える馬として紹介したが、危うい面を残しながらも距離を短縮してからのレースぶりが良く、今後も短距離路線での活躍に期待できそうだ。
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