★ケイツードラム
2月11日・東京2レース 3歳新馬 ダート1400m
まだ重め残りの馬体で、追い切りでも目立った動きがなく12番人気の低評価であったが2着に好走した。後方から差し届いた結果であったが、この馬以外の5着以内馬は4コーナー先頭から4番手に位置していた馬が独占しているもので展開利がなかったと言える。4コーナー手前から徐々に進出し直線は大外から上がり36.1秒の脚を繰り出し、ラスト12.3-11.7-12.6秒と直線でラップが上がり先行有利な流れであるが、唯一後方から鋭い脚で迫った内容は評価できるものである。まだ追い不足の雰囲気があり、レースを経験した上積みも大きく次走で再好走の期待は十分だ。
★ハーパー
2月11日・東京11レース クイーンカップ(GⅢ) 3歳牝馬オープン 芝1600m
デビュー前から好素材として評判は高かったが、多くの課題を克服し重賞初制覇を飾った。未勝利脱出後の重賞挑戦であり、初の関東遠征で馬体を12キロ減らし、未経験の左回りと多くの課題を抱えていた。レースも初めて揉まれ込む厳しい戦いとなったが、ラストまでしっかり走り切り素晴らしいパフォーマンスを披露している。GⅠでも上位争いした馬を相手に勝ち切った事は賞金面でも今後に大きな収穫となった。友道厩舎に川田騎手鞍上で獲りにきた印象の強い戦いぶりでもあった。今後はクラシック路線での活躍も見込めるが、川田騎手はリバティーアイランドに騎乗が決まっており鞍上問題は残る。しかし多くの課題を乗り越えたポテンシャルは十分勝負になり、クラシック路線でも狙ってみたい馬である。
★ウインオーディン
2月12日・東京11レース 共同通信杯(GⅢ) 3歳オープン 芝1800m
クラシックに繋がる一戦で素質馬が揃い10番人気の低評価であったが、スムーズなレース運びが出来ないながら0.5秒差の5着に善戦した。新潟2歳Sから5カ月半ぶりの出走となった今回は、スタートで後手を踏みポジション確保のためにやや押したが、距離延長戦でもあり終始折り合いを欠く追走になってしまった。最内で鞍上が後ろに体重を掛け懸命に抑える道中となってしまい、無駄な体力を使い直線は伸びかけたが坂上で止まってしまい先団には追い付く事ができなかった。ペースが緩んだ向こう正面での走りの差が大きな敗因と言える。長期休養明けや未経験の坂コースでありながら善戦した内容は評価したい。重賞2着の実績があり賞金的にもクラシック路線を歩むチャンスがあり、叩かれた次走以降は重賞での好走に期待できる1頭だ。
★ソーダズリング
2月12日・阪神5レース 3歳未勝利 芝1800m
次回狙える馬で取り上げた4番人気マンデヴィラが勝利したレースであるが、2着のこの馬も好パフォーマンスを見せていた。この時期の芝3歳新馬戦はレースが少ないが登録数が多く出走が困難になる。ソーダズリングは未出走ながら芝1800mの未勝利戦をデビュー戦として経験馬相手に挑んできた。中盤が緩み上り勝負となったが、後方から鋭い脚で勝ち馬に迫った2着は高評価して当然である。勝ち馬は3番手追走から上がり2位でまつめ強い競馬をしたが、ラスト11.4-11.1-11.8秒のレースラップを上り33.7秒の末脚でハナ差まで追い上げた内容は優秀で、今回は相手が悪かった印象である。経験馬相手のデビュー戦でこれだけのレースが出来れば次走は確勝級の評価で問題ない。
★キングオフドラゴン
2月12日・阪神11レース 京都記念(GⅢ) 4歳以上オープン 芝2200m
前走の日経新春杯は馬場や展開に恵まれての好走でフロック視されていたが、相手強化の一戦でも4着に踏ん張り好走を続けた。以前は淀みない流れを作り上りを要する中での好走が目立ち、上りが速くなる重賞では通用しない印象であったが、近2走は逃げない形でも結果を残す事が出来ている。今回はスムーズに先行できず揉まれるシーンもあったが、後半1000mが速い流れでも善戦している点は今後に繋がるだろう。ハンデ戦から2キロ増えた斤量も有利ではなかったが、重賞でもレース内容は着実に良化しておりまだまだ活躍に期待できそうだ。高速上りを使えるキレは持っていないが、安定した先行力で強敵相手の人気薄時に妙味があり馬券に加えておきたい1頭である。
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