★テーオーパスワード
3月23日・中山10レース 伏竜ステークス 3歳オープン ダート1800m
今年はダート路線改革元年として3歳戦はレベルの高いレースが続いており、このレースもダート戦線の世代トップクラスに成り得る馬が多く参戦しての一戦となる。前走メイクデビューを勝利していたが、勝ち時計が遅く一気の相手強化で7番人気の低評価となっていた。11頭立ての10番枠からスタートを決め1コーナーでは先手を奪い向こう正面まではピッチを落とす。残り1000mからピッチが上がり厳しい流れとなり、4コーナーでは後続に飲み込まれそうな雰囲気であったが、直線に向くと一旦加速ラップを踏み早仕掛け勢を凌ぎ、ラスト12.2-13.2秒と失速しながらも差し馬に交わさせず逃げ切ってしまった。前走は前後半66.5-37.5秒とスローペースでの抜け出しであったが、今回は前後半63.9-37.9秒とペースが上がってもラストまでしっかり脚を使って勝利している。馬場は違うが時計を3秒短縮している点でも大きな評価が与えられ、3歳ダート界に新星誕生を感じさせる走りであった。初の遠征競馬も克服しており、今後の地方交流ダート重賞戦線でも活躍に期待できそうだ。
★シュトルーヴェ
3月23日・中山11レース 日経賞(GⅡ) 4歳以上オープン 芝2500m
10頭立ての少頭数ではあったが、前走AJCCで上位争いをした3頭が揃い天皇賞(春)に向けた前哨戦としてはまずまずのメンバー構成であった。レースもマテンロウレオが大逃げを打ち、中盤も緩む事なく最も遅いラップが12.4秒とレースレベルが高く地力を問われる流れとなった。重賞初挑戦で初の右回り、初距離と適正を見極める一戦となっていたが、上位人気勢が直線で凌ぎ合うなか馬群を割って突き抜け勝利を飾っている。以前は気性面に課題があり昨秋に去勢処理をされたが、復帰後の2戦はともにスムーズな折り合いで直線馬群を突き抜けて連勝している。過去走でも折り合いさえ付けばペースに関係なく直線は鋭い脚を発揮していたが、去勢効果で安定感が増し持てるポテンシャルを存分に発揮でき充実期を迎えた印象である。天皇賞(春)はさらなる距離延長で長距離専用馬に混じって通用するかは疑問も、今後の上級重賞や舞台設定によってはGⅠでも面白い存在になりそうだ。
★ナムラクレア
3月24日・中京11レース 高松宮記念(GⅠ) 4歳以上オープン 芝1200m
今回も惜敗となってしまったが、現状の短距離路線では屈指の存在を証明する走りを見せていた。GⅠでは勝利に至らずも好内容のレースで接戦を演じ、今回のメンバーでは実績最上位と言える存在であった。内ピッタリを全くロスなく立ち回りパワーが活きた勝ち馬には及ばなかったが、後方から唯一勝ち馬に迫る豪脚を発揮して後続を3馬身引き離すマッチレースに持ち込んだ。確かに馬場コンディションに苦しんだ馬は多く、この馬は枠順に恵まれ馬場も苦にしないタイプであるが、他馬を大きく上回る上り33.2秒を繰り出しており、力は十分に見せていたと言える。レース1週前の追い切りが軽すぎた影響で、最終追い切りを初めてウッドに変更するアクシデントとも言える調整過程で、一杯に追われていたことからも万全の状態ではなかったのは確かである。元々は坂路オンリーの追い切りであった馬が、ウッドと併用で調整できるようになり、今回のように最終追い切りを替えても好走している点から調整の選択肢は広がっている。秋のスプリンターズSで悲願のGⅠ制覇に期待したい。
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