★ロジリオン
11月4日・東京11レース 京王杯2歳ステークス(GⅡ) 2歳オープン 芝1400m
未勝利勝ち後の重賞挑戦で8番人気の低評価であったが、好パフォーマンスで2着に好走した。7月の新潟デビューから3戦を消化し、スタート難が解消された前走で未勝利戦を脱出していた。今回は重賞連対馬が3頭揃い、一気の相手強化となったが人気薄の評価を覆す激走で勝ち馬にクビ差まで詰め寄った。今回も前走に続き好スタートから先行集団を形成していたが、内々で徐々に下げる形となり4コーナーでは後方に位置していた。直線に向き進路を探しながら徐々にピッチを上げたが、前が壁になり大外に切り替えるロスを被る。追い出しが遅れ実質残り200mからのスパートとなったが、先に抜け出した勝ち馬がラスト2Fを11.8-11.5秒と加速しているなか、それを凌ぐ脚で猛追している。僅かに届かなかったがゴール前の脚は際立っており、もう少し早く進路を確保できていれば突き抜けていた印象だ。過去3走は前半36~37秒台のスローペースしか経験していなかったが、前半34.2秒のペースでも好走したポテンシャルは評価できる。過去3走も上がり1・2位を記録したが、今回も上り33.0秒と最速をマークし良馬場でさらにキレが増した印象である。重賞2着で賞金加算に成功したのは大きく、今後の重賞路線でも活躍に期待ができる。
★セントメモリーズ
11月4日・京都11レース ファンタジーステークス(GⅢ) 2歳牝馬オープン 芝1400m
1番人気に推されながら4着に敗れ、3連単200万円超えの大波乱の立役者となってしまったが、レース内容とポテンシャルでは今回出走馬の中で1番と思えるレースをしている。やや折り合い難を抱えており、折り合い重視の道中でどうしても後方からの競馬となってしまうが、今回は馬群でしっかり我慢が利き直線は唯一大外から脚を伸ばしている。先団3頭が後続を離す展開となり直線を向いた時点では先頭からかなり離されて、圏外の様相であったが直線は大外に持ち出し末脚を伸ばした。先に抜け出した勝ち馬と内々で脚を溜めて内から差し脚を伸ばした上位3頭には及ばなかったが、大外を回りながら上り最速タイをマークし、ゴール前の脚は目立っていた。仕掛け遅れや通ったコース取りの差で敗れた印象で全くの力負けではない。前走もスローペースを最後方から半馬身差まで詰め寄る2着で、能力は重賞でも通用するものがある。やや距離不足の印象があり、折り合いに進境を見せた今後はマイル以上の距離でも問題ないだろう。まだメンタル面での成長が欲しいがポテンシャルは世代上位のものがあり、今後も注目を続けていきたい。
★チャックネイト
11月5日・東京11レース アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 3歳以上オープン 芝2500m
条件戦を勝ち上がったばかりの身で、初の東京2500mでの重賞挑戦であったが、舞台適正を示していた馬に混じっての3着同着の好走は評価できる。スタートから落ち着いた走りで道中は中団でじっくり脚を溜め、馬群に包まれても怯まずに追走していた。直線に向き外から早仕掛けの各馬に前に出られ、外に振ってからの追い出しとなるロスが響いたが、ラストまでしっかりと伸びゴール前は間に挟まれながら差し返す根性も見せた。過去走では主戦と言える騎手が存在せず、前2走で跨った三浦騎手は米国遠征中であり、モレイラ騎手は先約があったゼッフィーロが抽選に通った事で堀厩舎にしては珍しく騎手確保に手間取った雰囲気があった。追い切りではモレイラ騎手が跨り、レースでは大野騎手と鞍上未確定のなかでのレースはマイナスになったと言える。それでも勝ち馬とは0.2秒差で2着馬とはクビ差の大接戦に持ち込み、重賞でも十分通用するポテンシャルは見せている。デビュー以来13戦して3着を外したのは2回のみで、その2回も4・5着と全く底を見せていない。5歳秋ではあるが晩成型の成長力があり、充実期に入ったと思える今後は重賞路線で目の離せない存在になりそうだ。
★メイクアリープ
11月5日・京都11レース みやこステークス(GⅢ) 3歳以上オープン ダート1800m
6番人気の評価であったが、好パフーマンスで2着に好走した。デビューから10戦で前走の5着以外は4勝2着4回3着1回と着実に重賞戦線まで勝ち上がってきた馬である。その前走も休み明けで折り合いを欠きハイラップ逃げとなったが0.3秒差に踏み留まっており、能力差は全く感じさせない重賞初挑戦であった。今回は先手を奪えないとモロいタイプが揃い、先行脚質のこの馬には厳しい流れが予想されたが、好スタートから素晴らしい行きっぷりで5番手を追走し、4コーナーから徐々に進出を開始し直線に向くと逃げる4着馬を捕え先頭に立つ。ゴール手前で勝ち馬セラフィックコールの強襲に合い2着に敗れたが、レース内容は素晴らしいものであった。どちらかと言うと軽いダートが向く印象であったが、パワー馬場となっても好時計をマークできた事を評価したい。まだ折り合い面に課題は残っているが、シニスターミニスター産駒らしいパワーとスピードを兼ね備えており、ダート中距離戦では条件を問わず好走を続けている。今回はデビュー5連勝を飾ったセラフィックコールが強く、相手が悪かったとしか言えない2着であった。次走以降で重賞初制覇のチャンスは十分にありそうだ。
【無料情報で32万獲得】
11月4日(土)京王杯2歳S(G2)で無料情報馬連・3連複的中!
払い戻し金「25万9440円」獲得!
翌日みやこS(G3)無料情報馬連・3連複的中し「7万380円」獲得
土日無料情報払い戻し総額は「32万9820円」
今週も的中期待値MAX重賞買い目を無料入手!
今週の無料買い目をGET