★サンライズジパング
1月20日・京都9レース 若駒ステークス 3歳オープン 芝2000m
レース前に除外馬が出て7頭立ての少頭数になったが、過去にクラシックで活躍した名馬も輩出している若駒Sの勝ち馬を取り上げる。少頭数かつ重たい馬場コンディションで前半はペースは上がらなかったが、残り1000mからは好ラップを刻む持続力戦となった。道中は後方待機でペースの上がった3コーナーからは追走に苦労し最後方まで後退したが、直線大外に出されると一気に全馬を飲み込み勝利を飾り、残り100mからは惰性だけで突き抜けた印象であった。馬場コンディションが悪く時計は目立つものはないが、レース振りと爆発的な末脚は評価できるものである。デビュー戦は芝で4着に敗れその後はダート路線を歩んでいたが、前走果敢に挑戦したGⅠ・ホープフルSでは直線不利を受けながら3着と芝重賞でも通用するポテンシャルを見せていた。今回はまだ半信半疑の部分が残っていたが、今回の走りで芝適正も十分あると判断できる。近2走は時計のかかる馬場での好走で、時計勝負の瞬発力戦への対応は必須であるが、能力的には世代上位の評価をして良さそうだ。今後の動向に注目してみたい。
★メイショウヤマモモ
1月20日・小倉5レース 3歳新馬 芝1200m
裏開催の1200m戦で注目度は低かったが18頭のフルゲートで行われ、素晴らしい末脚で快勝したこの馬を取り上げたい。モーリス産駒ながら非社台系で追い切りで好時計をマークしながら4番人気に留まり、厩舎サイドからもまだ幼さが残りゲートを出てからの一歩目が遅いとのコメントで初戦向きとは思えなかった。スタートは五分に出るもダッシュが鈍く中団の追走となる。16番枠からのスタートで道中は常に外々を回り、レースラップも3F目から12.0秒が3F続き外を回る馬には不利に思えたが、直線大外から1頭だけグングン先団に接近しゴール前で一気に突き抜けて見せた。先行馬が有利な流れで直線半ばから馬順が殆ど変わらないなか、素晴らしい末脚を発揮しただ1頭差してきた。ラストも12.0-11.9秒と加速ラップとなっており、まだまだ伸びていた印象である。好内容の新馬勝ちではあるが、次走はクラスが上がったことに加え非社台系で人気薄は必至なだけに狙ってみて面白い存在だ。
★モリアーナ
1月21日・中山11レース AJCC(GⅡ) 4歳以上オープン 芝2200m
牝馬には不利な傾向が強く、馬場コンディションも向かないなか4着に善戦し高いポテンシャルを発揮していた。2走前の紫苑Sでは素晴らしい爆発力を発揮し重賞初勝利を飾り、前走秋華賞でも5着に健闘し世代牝馬トップクラスの実力を付けてきた。今回は初の牡馬・年長馬相手での距離延長戦、過酷な馬場コンディションと課題は多かった。追い切りでは行きたがる面を見せ、レースでも折り合い重視で最後方待機策となったが、唯一の上り36秒台をする上り最速で直線の脚は目立っていた。ベストな条件には程遠い舞台ながら、明け4歳牝馬の身で0.2秒差まで追い上げた事を評価したい。母父・ダイワメジャーで3歳春はマイル路線を進んだ事からもマイラー色が強い印象である。野芝となる春の開催ではさらなる高パフォーマンスに期待でき、ヴィクトリアマイル参戦でも面白い存在になりそうだ。前哨戦を含め好転する舞台で重賞2勝目の期待は大きい。
★オーロイプラータ
1月21日・京都11レース 東海ステークス(GⅡ) 4歳以上オープン ダート1800m
枠順や展開で不利な条件での戦いとなったが、素晴らしい末脚で上位争いに迫る走りを見せた。先行馬は揃っていたが重馬場にしてはペースが上がらず先行馬有利な流れとなり、3着までを4コーナー3番手内馬が占めている。大外枠スタートから最後方待機のこの馬には全く向かない展開で、4コーナーても大外を回す強引な騎乗であったが、直線では先団との差を一完歩ごとに詰め、結果5着ではあるが3着馬には0.1秒差まで迫っている。上り3Fは35.3秒の最速で、ラスト12.2-11.7-12.1秒のラップを大外を回って伸びた脚力は上位入線馬を凌ぐ内容と評価したい。もう少し流れが速くなっていれば突き抜けていた印象があり、今回は枠順とレースの流れでの敗戦と敗因はハッキリしている。まだ明け4歳馬で伸びしろは大きく、今後のダート重賞で活躍する可能性は十分にあり狙い続けてみて面白そうだ。
【無料情報12万円的中】
13日(土)京都2Rで無料情報「4馬券種的中」7万9600円獲得!
日曜日も全馬券種的中、土日的中率100%で「12万8800円」獲得大成功!
堅実的予想で1鞍でも的中数を伸ばしたいなら期待以上の結果が掴める!!
LINE公式から無料買い目GET